2007年2月 8日 (木)

イブのりんご

世間に出て働くようになった女たちは、男だけでなく、女でさえも女の味方ではないということを知ってしまった。
うすうす感じていたその事が本当だと知ってから、自立して生きていこうという女たちの決意はますます固くなった。
イブは世間で働くというイブのりんごを食べてしまったのです。

振り返ったら男にも、女にも、子供にも、親にも、みかん色の灯のともる家と庭はなくなっていた。
今更戻れる家と庭という楽園はもうない。
自立して個対個で生きる、という新しいおもしろさを手にして、みんな歩き出しているのです。

むかし、むかし、あるときに出来た、生きていくことの半分づつを役割分担するという高等な技術は、もうなくなったとさ。

     イブのりんご/2007.1.29(月)
 

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ながら式茶

結局何もしていないのに、なぜか忙しい。

ながら式茶道で茶を飲む。

   ながら式茶/2007.1.26(金)
   

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0地点

0地点慣れてしまえば上下なし
     2007.1.21(日)

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親子体験教室

子供のいない私は老いた親を連れて親子体験教室に参加しようと思ったが、白い視線が怖くてやめた。
社会参加はむつかしいものだ。
    
   親子体験教室/2007.1.4(木)

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国境や

国境や島の入り江に船の群れ
     2007.1.3(水)

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一年の計

一年の計を元旦だけで済ませる人がいますよお~。
     2007.1.2(火)

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大人とは

大人とは、18才までに体得した哲学を聖書にして、目的地を知らないまま暗夜航路を進み続ける18才以後のわたしのことかあ。   
     大人とは/2007.1.1(月)

   

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2006年12月31日 (日)

市民とは

市民とは治山治水で災害を防ぐことで家を守り、隣人愛で犯罪を防ぐことで家族を守る統治者のことかあ。

(2006年12月29日(金) 市民とは)

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無動物

流れる空気は動けない山の面倒を見ている。
流れる水は動けない川や海の面倒を見ている。
動ける動物は動けない植物の面倒を見ている。
人間も動ける動物だったのかあ。

(2006年12月28日(木) 無動物)

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恥知らず

最近、恥を知るということを忘れていた。
ああ、恥ずかしい。
もう少し恥を知ろう。恥を知ろう。

(2006年12月17日(日) 恥知らず)

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恩知らず

仕事中は恩知らずになろう。
しっかり仕事することが先人への恩返し。
もらった恩は後に続く人に回すもの。

(2006年12月15日(金) 恩知らず)

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会社員とは

会社員とは会社に月極めで労を売る労売業者のことかあ。

(2006年12月13日(水) 会社員とは)

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先生とは

先生とは学び続けている先輩のことかあ

(2006年12月2日(土)  先生とは)

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2006年12月 4日 (月)

一掃き二消

   一掃き二消
今日もせっせと箒で掃く。アリがつけたマーキングを消すために家の内、外を箒で掃く。
あり、やもり、むかで、やすで、なめくじ、ごきぶり、など。ひらがなで書くとかわいいが、漢字で書くと怖い。蟻、守宮、百足、ヤスデ、蛞蝓、ゴキブリ、など。うっかりすると、住家が昆虫博物館になってしまう。住家に虫を入り込ませないために、人間の領域を確保するために、今日もせっせと箒で掃く。

手を伸ばして壁や天井の虫マーキングを掃き消す。腰を曲げて床の虫マーキングを掃き消す。ストレッチ効果で体の錆び、脳内の無駄思考も消える。
虫マーキングとの争いは一掃き二消だ。
めでたし、めでたし。

ああ、こんな思考も掃かれて…ああぁぁぁ…。
                    2006.11.24(金)

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寄り道

   寄り道
音の中に人を見てふるえ
言葉の中に人を見てふるえ
動きの中に人を見てふるえ
形の中に人を見てふるえ
色の中に人を見てふるえ
居ても立っても居られずに
人は何かを感じて寄り道を続ける
          2006.11.20(月)

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こんとん交響曲

   こんとん交響曲
二度と来ぬ変わり続ける宇宙かなあ
こんとんも真理のひとつ宇宙かなあ

出来不出来居り交ぜ響く我家かなあ
こんとんも真理のひとつ我家かなあ

白と黒織り交ぜ変わる人目色
こんとんも真理のひとつ人目色

実も花も根も葉も茎も一本の木
こんとんも真理のひとつ一本の木

                    2006.11.16(木)

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未完成

   未完成
生き抜いて読める頃には終わり来る
人の世を読める振りして生き抜こう

腕磨き出来る頃には職変わる
未熟でも出来る振りして腕磨こう

                   2006.11.8(水)

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ヒト以外

   ヒト以外
ヒト以外の動物とのつきあい方を忘れた人間のために、俺たち動物は鎖でつながれているんだよなあ。
退屈になったら自由に散歩に行きたいし、のどが渇いたら自由に水を飲みたいし、危険が迫ったら自由に逃げたいし、なあ。
人間よ、ヒト以外の動物とのつきあい方を思い出してくれよなあ。

          2006.11.8(水)

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やもりの子

やもりの子両目そろえてこちら見る

          2006.11.6(月)

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まゆんがなし

   まゆんがなし

白い月蓑笠棒の影歩く
影歩く裸足で踏むは秋の土

秋風に乾いた蓑の音かすか
軒先にたたずみ唱う声かすか

棒を置き口足漱ぎ座に上がる
この年も訪ね迎えの儀礼あり

農神の大事に抱く土産かな
月冴えて真夜の神主闇に消え

馴れ合わず智に働いて門保つ
馴れ合わず己を信じ人信じ

           2006.11.6(月)

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